前職では、医療法人が運営するデイサービスセンターの職員をしておりました。 そこではその日1日をどうやってご利用者様に笑顔で1日過ごしていただけるかを日々考え実践しておりました。そうすると帰りの送迎車の中で今日も1日本当に楽しかったと言っていただけるようになり、私が利用者様から元気と生きがいをもらいました。 私が体験したあるおばあちゃんの奇跡の体験を少しお話しさせていただきます。病気は気からといいますが、 以前、デイサービスをご利用されてあった おばあちゃんの誕生日を一緒にお祝いする約束をしていたのですが、ご自宅で転倒され入院した病院の医師からは看護師の娘様に「寝たきりになるでしょう」と言われたそうで、別居されてた娘様が、「今後はお母様と一緒に住んで今後は寝たきりの母の介護をしていくつもりです。」と同居をしなくてはいけなくなったお話しを聞いたので、日曜日にそのおばあちゃんのお見舞いに行き「〇〇さん、一緒に誕生日のお祝いするって約束しましたよね～待ってますからねぇ」と声掛けすると、その夜から病院内で歩行器を押して自分でリハビリをしているおばちゃんをみて病院の医師と看護師はびっくりされたそうで、その後に何もなかったように元気に退院され、以前と変わらず歩行器で歩いてデイサービスに通われるほどに回復されました。看護師の娘様やご本人様、担当のケアマネージャーさんからは、本当に感謝された不思議な経験をしました。いち介護士でも高齢者様に生きがいをもってもらえたら病気さえ克服することができることを、その利用者様が証明して下さいました。そんな介護職員に私は誇りを持って今も介護の仕事を続けています。